鶏ちゃん合衆国は2014年7月20日に建国2周年を迎えることを記念し、7月15日に岐阜市のホテルグランヴェール岐山で、建国2周年記念祝賀会を開催しました。当日は110名が参加しました。
祝賀会の前半はセレモニー。まず、長尾伴文大統領があいさつし、これまでの1年の活動を振り返りつつ、次の1年に向けて、「さらに大きく羽ばたいていきたい」と抱負を述べました。
来賓の駒田誠岐阜県議会議員からも、これまでの活動に対する高い評価ととともに、さらなる発展を期待するご挨拶をいただきました。
つづいて、新任閣僚、政府高官の任命式。酒井稔交流長官が副大統領兼務に、都竹淳也国務長官が国立羽ー鶏(はーばーど)大学学長兼務になったほか、新たに戸谷吉之文化鶏蒙長官、上村孝成国民鶏発長官を任命しました。また、6名の各省の政府高官と、3名の羽ー鶏大学教授の任命も行いました。
そして、人間国宝の表彰。鶏ちゃんの黎明期に鶏ちゃんの開発に携わり、以来、50年にわたって鶏ちゃんの普及発展に尽力してこられた方を表彰する制度で、昨年創設した制度です。3人目の人間国宝に選ばれたのは、日下部護 萩原チキンセンター会長です。
日下部会長は、昭和30年代に商品としての鶏ちゃんを開発され、以来、県内はもとより東海地域に広く鶏ちゃんを販売し、知名度を高めてきた立役者です。
その後、今回初めて創設した「歴史的鶏ちゃん~国指定重要有鶏文化財」の認定を行いました。これは、概ね50年にわたって鶏ちゃんの販売を行い、鶏ちゃんのPRに努めるなど、鶏ちゃん文化の発展に寄与しているお店やメーカーを表彰する制度で、今回、まるはち食堂(下呂市御厩野)、ミズホ食品(下呂市宮地)、萩原チキンセンター(下呂市萩原町古関)、天狗(下呂市萩原町萩原)、村山チキンセンター(下呂市馬瀬中切)、小瀬屋鶏肉店(下呂市馬瀬名丸)、白草(加茂郡東白川村神土)の7店舗・社を表彰しました。
これでセレモニーを終わり、いよいよ乾杯へ。酒井副大統領兼交流長官の発声で、盛大に祝宴が始まりました。
この日用意された鶏ちゃんは10種類。まるはち食堂、ミズホ食品、萩原チキンセンター、天狗、村山チキンセンター、小瀬屋鶏肉店、白草、フクハチ食肉店、後藤孵卵場、岐阜アグリフーズというラインナップで、これらが一度に味わえる貴重な機会となりました。
この日使用したキャベツは、全農岐阜のご提供で、高山市荘川のダナ高原で生産された「天空のキャベツ」です。上品な甘さのある瑞々しいキャベツはとても美味しく、鶏ちゃんと相まって、おいしさを引き立てました。
祝賀会開始後まもなく、ミナモが登場。今回、岐阜各務野高校の生徒さんたちが、「鶏ちゃんミナモ」のデザインをしてくださり、初めて皆さんに披露しました。エプロンを着けて、鶏ちゃんを焼いているデザインです。これに合わせて、鶏ちゃん合衆国ではエプロンを制作し、合衆国の公式ユニフォームとしました。
また、昨年、鶏和友好条約を締結し、友好関係を結んだ信州・山賊焼、さらに新たに交流を始めるみたけとんちゃんも登場しました。それぞれ、山賊焼を考える会、みたけとんちゃん発展会の皆さんもおいでになり、大いに盛り上げていただきました。
さらに、鶏ちゃん合衆国の大使の方々、応援番組のパーソナリティーの皆さんも全員出席され、お祝いスピーチをいただきました。テレビやラジオ、様々な活動を通じて、知名度の高い皆さんばかりで、会場からも大きな拍手が送られました。
クライマックスは、国歌「鶏ちゃんの歌」の生ライブ。今回、岐阜県職員有志のアマチュアバンドである「COW&ROAD」の皆さんがロックテイストの国歌を演奏してくださり、会場の盛り上がりは最高潮になりました。
最後は、日下部副大統領兼商務長官が万歳三唱を行い、お開きとなりました。