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東京・日比谷公園での「実りのフェスティバル」に出店しました!(24.11.18)

24年11月10日(土)、11日(日)の両日、東京・日比谷公園で農林水産省主催の「第51回実りのフェスティバル」が開催され、岐阜県庁の要請を受け、鶏ちゃん合衆国が岐阜県代表として参加・出店しました。この行事は古くから行われているものとのことですが、50回を超えたことを節目に、今年から初めて屋外での開催となったとのことです。初日の朝には秋篠宮同比両殿下もおいでになりました。

鶏ちゃん合衆国を代表して参加したのは、グーテライゼさん。ぎふ清流国体ミナモ広場で大好評を博した鶏ちゃん唐揚げと、郡上味噌味の鶏ちゃんを販売しました。特に好評だったのが鶏ちゃんからあげ。味噌味の味付けの鶏肉を唐揚げにしたものは珍しいという声が多かったのが印象的でした。

全く鶏ちゃん文化のない東京での開催ではありましたが、「鶏肉を地味噌で味付けした岐阜県の郷土料理鶏ちゃん」との呼び込みに、多くのお客様に来ていただきました。「一度試しに」と買って、「おいしかった」と再度買いにおいでになる方や、岐阜県や下呂、郡上に行った想い出を語って行かれる方、「ぎふ清流国体の会場で食べた」といっておいでになる方もありました。

 

合衆国では、この日に合わせ、鶏ちゃんを説明するチラシを制作し、鶏ちゃんとともに配ってPRを行ったほか、ぎふ清流国体の際に制作したパネルや幕も掲げ、会場でもひときわ目を引く演出で、岐阜県が誇る郷土料理鶏ちゃんを首都圏の方々に大いにアピールしました。

下呂・郡上への鶏ちゃんツアーを実施しました!(24.11.12)

24年11月4日(日)、鶏ちゃん合衆国企画による初めての鶏ちゃんツアーを実施しました。この企画は岐阜新聞、日本イベント企画とのコラボで実現したもので、鶏ちゃん合衆国は全行程の企画、アレンジを行いました。10月上旬から募集を開始したところ、大人気で、バスを2台に増やし、当日の参加者は計80名となりました。参加費は5000円(小学生かは3000円)です。

今回のツアーは、鶏ちゃん合衆国では「羽ー鶏(はーばーど)大学」文化学部の課程と位置づけています。専攻は「鶏ちゃん文化論」といったところでしょうか。ツアーに申し込んだ時点で入学資格が得られ、ツアー終了と共に卒業、「鶏ちゃん学士」の資格が得られます。

さて、ツアーは、岐阜駅を9時に出発。東海北陸自動車道、関金山線を経由し、道の駅「平成」で休憩の後、一路下呂・金山に向かいました。車中では、長尾大統領、都竹国務長官による「授業」。長尾大統領からは鶏ちゃんの歴史や文化、岐阜県内での鶏ちゃんの分布、食べ方などが講義されました。都竹国務長官からは、鶏ちゃん合衆国の活動について講義。参加者の方々は熱心に聞いておられました。

最初の訪問地は、下呂・金山の高木酒造。「奥飛騨」などの銘柄で知られる蔵元ですが、高木酒造さんでは、鶏ちゃんに合う焼酎の開発を進められており、今回初めて一般に公開・披露されました。その名も「岐阜県民・鶏ちゃん」。芋焼酎ですが、味の強い鶏ちゃんを食べてもその味が引き立つように、さらっとした飲み口に仕上げられています。参加者の方々は社長の説明を聞き、試飲をして楽しまれていました。

高木酒造の後は、お待ちかねの鶏ちゃんの昼食。下呂温泉合掌村のほど近くにある「菅田庵」で鶏ちゃん定食をいただきました。菅田庵は、鶏ちゃん合衆国の「州」で、築400年の庄屋造りの雰囲気のある建物で、80名一人ずつに出された鶏ちゃんを、それぞれが焼きながら、しょうゆ味のおいしい鶏ちゃんをいただきました。この日の参加者の方々の中には、鶏ちゃんは初めてという方もあれば、若い頃に下呂に住んでいて美味しい鶏ちゃんを食べたのが忘れられず、懐かしくて参加したという高齢のご夫婦、親子連れ、家族連れの方々も多く、思い思いに鶏ちゃんを楽しまれていました。

昼食の後は、下呂温泉を代表する旅館「水明館」で温泉入浴です。下呂温泉湯めぐり手形を全員にお配りし、3回使える手形の1回分を使って野天風呂や展望風呂を楽しんでいただきました。手形は残り2回分ありますので、また、下呂に来ていただいて、温泉を楽しんでいただけるという趣向でもあります。

そして、水明館ではもう一つ、「鶏ちゃんまん」のおやつ。この鶏ちゃんまんは、水明館の和食と中華の料理長さんがコラボし、何度も試作を繰り返し、長い時間をかけてついに完成させたという一品です。この日は、料理長さんにおいでいただき、開発秘話をお聞きしながら、鶏ちゃんまんをいただきました。

お話しを聞くと、少し甘さのある生地と鶏ちゃんは「最も合わない組み合わせ」とのことで、そのバランスをどう取るかが最大の難関だったそうです。しっかり作り込まれた鶏ちゃんの具の部分は、鶏ちゃんのおいしさがたっぷり詰まっており、すばらしいできばえでした。

鶏ちゃんまんを楽しんだ席上、参加者の皆さん全員に、長尾大統領より「羽ー鶏(はーばーど)大学」の卒業証書を授与。一人一人のお名前が入り、合衆国の印鑑が押印されたカラフルな卒業証書は大変喜ばれました。

水明館を後にした一行は、下呂と郡上を結ぶ自動車道として建設が進められている「濃飛横断自動車道」のうち、先行開通した「ささゆりトンネル」を通って一路郡上へ。この道路は整備されれば、下呂と郡上を結ぶ最短、最速のルートになることは間違いがなく、鶏ちゃん文化圏である両地区を結ぶ「鶏ちゃん街道」になります。鶏ちゃん合衆国が構想する「鶏ちゃん夢回廊」の重要な一部となる道路と言えます。

郡上では、「道の駅みなみ」に立ち寄り、鶏ちゃん詰め合わせセットのお買い物。この日に合わせて仕入れていただいた郡上市内の8つの鶏ちゃんを4個2000円、2タイプのセットにし、鶏ちゃん合衆国が開発した鶏ちゃん詰め合わせセット用ステッカーを保冷袋に貼ったものをお求めいただきました。セットにしたのは、いずれも鶏ちゃん合衆国参加のメーカーの商品ばかりで、「八福」(八幡)、「鳥信商店」(八幡)、「丸忠精肉店」(大和)、「フクハチ食肉店」(白鳥)、「めいほう鶏ちゃん」(明宝)、「しょうりゅう」(美並)の6メーカーの8種類。なお、このセットはツアー後も定番化をしていただき、現在、道の駅みなみに行けば、セットのほか、アラカルトでも購入することができます。

さらに、この日はちょうど「道の駅みなみ」のイベントが行われており、道の駅オリジナルの「暴れん坊鶏ちゃん」や、鶏ちゃん唐揚げなども販売されており、参加者の皆さんは新しい鶏ちゃんの味を楽しまれていました。

美並からは一般道を経由して岐阜駅、大垣駅へ戻りました。合衆国としては初めてのツアーでしたが、大変楽しく、充実したものとなり、参加者の方々からも大変ご好評をいただきました。今後、郡上方面への第2弾のツアーも計画しております。どうぞご期待ください。

岐阜県農業フェスティバル「鶏ちゃん合衆国」活況!~9社が新商品・新メニューで出店(24.11.10)

岐阜県下でも最大規模の食のイベントである「第26回岐阜県農業フェスティバル」が10月27日(土)、28日(火)の2日間、岐阜県庁周辺で開催され、鶏ちゃん合衆国はテント5張、10小間分を出展。今年の農業フェスティバルの目玉企画として位置づけていただき、大いに鶏ちゃんをアピールしました。

「鶏ちゃん合衆国」のコーナーは県庁北グランド部分に設置。紅白2種類の合衆国ののぼりはひときわ目を引き、この姿を見た多くの人が「鶏ちゃんでこれだけ多様な店があるのか、だからこそ合衆国なんだ」と鶏ちゃん合衆国の成り立ちを理解された様子でした。また、「鶏ちゃん合衆国ってテレビで見たよ」「最近、鶏ちゃん話題になってるね」など、おいでになった方々が口々に会話をされているのも印象的でした。

今回参加したメンバーと商品は次のとおりです。

郡上鶏ちゃんチキン野郎~鶏ちゃん焼きそばトルティーヤ。鶏ちゃん焼きそばを薄焼きの生地で包んで手軽に食べられる新作。

たまやき本舗~鶏玉(たこ焼き風鶏ちゃん)、鶏ちゃん焼きそば、鶏ちゃん焼きうどん。鶏玉は単にたこ焼きのタコを鶏ちゃんに変えたというのではなく、全体を鶏ちゃん風に味付けしたこだわりの商品。

手ごね屋八兵衛~鶏ちゃんねぎま串。ネギマの鶏肉を鶏ちゃんに代えたボリューム感満点の一品。

萩原チキンセンター~萩屋の鶏ちゃん焼き(しょうゆ、塩)

牧歌の里~鶏ちゃん焼き(塩バジル風味)、パック鶏ちゃんセット

麻麻・麺屋白神~鶏ちゃんラーメン。こわだりのスープと麺で抜群のおいしさであることはもちろん、鶏ちゃんはその場で焼いてトッピングする丁寧さで完成度の高い一品でした。大人気で常時30分の待ち行列が続く人気ぶりで、このフェスティバルの後、東京ラーメンショーにも出品されました。

丸忠精肉店~スタミナ鶏ちゃん丼、鶏ちゃん焼き(味噌)。このうち、「スタミナ鶏ちゃん丼」は、ガーリックライスの上に鶏ちゃんを乗せた新作で、今年の郡上食の祭典でグランプリを受賞した一品。

村山チキンセンター~鶏ちゃんからあげ、カネトのケーちゃん焼き

飛騨美濃ふるさと企画~鶏ちゃん詰め合わせセット、パック鶏ちゃん10種類販売

以上の9社のほとんどが農業フェスへは初めての出店であり、加えて商品も新メニューが主力で注目を引きました。2日目の日曜日はあいにくの雨でしたが、それぞれチャレンジの気持ちで2日間を踏ん張りました。古田知事と駒田県議会議長も立ち寄られ、各店の個性と味に興味を抱かれました。

第2回鶏ちゃん交流サロン(合衆国定例議会)を11月26日に開催します!(24.11.9)

鶏ちゃんを愛するみんなが集まって、鶏ちゃんをつつきながら、楽しく交流しようという「鶏ちゃん交流サロン=鶏ちゃん合衆国定例議会」の第2回を、11月26日(月)に岐南町の手ごね家八兵衛で開催します。

今回は、鶏ちゃん合衆国の州である手ごね家八兵衛さんが開発されたオリジナル鶏ちゃんと、鶏ちゃんを使った創作料理「徳田ねぎ鶏ちゃんネギマ串」、さらに、下呂市・ミズホ食品さんの鶏ちゃんを楽しみます。

どなたでも参加できます。秋のひと時、鶏ちゃんで楽しい時間を過ごしましょう!お申し込みは下記フォームからお願いします。

(期日)平成24年11月26日(月曜日)
(時間)受付開始18:30 開始19:00
(会場)手ごね家 八兵衛 てごねや はちべい
(岐阜県羽島郡岐南町伏屋6-192 国道22号線測道沿い)
TEL058-259-2526 http://www.rs-dining.com/hachibei/
(参加費)3,500円(定員30名、要申込、当日精算)
(プログラム)
挨拶:長尾伴文 大統領
活動報告:都竹淳也 国務長官
朗読:浅井彰子 食べ大使
—本日の鶏ちゃん紹介—
1.手ごね家(岐阜市)伏屋文克さん 2.ミズホ食品(下呂市)

※鶏ちゃんの他、ソフトドリンクバー、サラダバー、もご自由にどうぞ。
※アルコール類は別途料金となります。
※先着順受付としますので、申込み時点で満席の場合はご了承下さい。
※キャンセルは、20日までにお知らせ下さい。それ以降はキャンセル料が発生しますこと、ご了承願います。

<お申し込みフォーム>

    参加者氏名(必須)

    同伴参加者氏名

    同伴参加者氏名

    メールアドレス

    電話番号・携帯番号

    会員区分

    下呂「ピア」湯の花芸妓鶏ちゃんフェアを11月24日に開催します!(24.11.7)

    11月24日(土)に、鶏ちゃん合衆国と下呂ショッピングセンターピアとのコラボにより、「下呂「ピア」湯の花芸妓(げいぎ)鶏ちゃんフェア」を開催します。鶏ちゃん合衆国特別議会の位置づけで、初めての下呂地域でのイベントになります。下呂ショッピングセンター「ピア」は、下呂温泉で鶏ちゃん商品が最も揃っています。また、徒歩数分の距離には鶏ちゃん専門店「杉の子」が営業中です。

    特設ステージでは下呂温泉で活躍する舞妓さん、芸妓さんがしなやかに舞い、新作「鶏ちゃん踊り」が初公開されます。さらに舞妓さん、芸妓さんによる鶏ちゃんパックの無料手配り(限定300個)も行われます。

    第2部はすぐ近くの鶏ちゃん専門店「杉の子」に場所を変え、鶏ちゃんを食べる会を開催します。

    <期日>平成24年11月24日(土曜日)

    <会場>下呂ショッピングセンターピア内特設ステージ(下呂市小川1236-1)

    <第1部>入場無料 申込不要

    ○セレモニー              (10:30~11:00)

    ○舞妓さん・芸妓さんの舞い       (11:00~12:00)

    ○黒田かなで&Goo連帯        (12:00~12:15)

    ○舞妓さん・芸妓さんの鶏ちゃん無料手配り(12:15~13:00)

    <第2部>要申込

    「杉の子」鶏ちゃんを食べよう!

    受付開始13:30 開始14:00

    会場:「杉の子」(下呂市小川1311) ℡0576-25-7011

    参加費:2200円

    定員 :20人

    ○挨拶           :長尾伴文大統領
    ○活動報告        :都竹淳也国務長官
    ○下呂温泉と鶏ちゃんを語る:斎藤順子食務長官

    お申し込みは長尾伴文大統領(nagao@maiyama.com、090-8736-7318)までお願いします。

    「しんきん経営情報」(全国信用金庫協会発行)の11月号で鶏ちゃん合衆国が紹介されました!(24.10.29)

    全国信用金庫協会が発行する「しんきん経営情報」11月号の「街角情報」のコーナーで、鶏ちゃん合衆国が紹介されました。

    この冊子は、全国の信用金庫の営業の方々を通じ、中小企業経営者、商店主などに約10万部配布されています。

    ぎふ清流国体ミナモ広場で鶏ちゃん&鶏ちゃん唐揚げを販売!(24.10.18)

    ぎふ清流国体・ぎふ清流大会のメイン会場である岐阜メモリアルセンター内に設置された「清流ミナモ広場」で、鶏ちゃん合衆国を代表し、合衆国の州であるグーテライゼさんが、9月29日から10月16日までの期間中、鶏ちゃんと鶏ちゃん唐揚げの販売を行いました。

    お店には長蛇の行列が絶えず、全国からおいでになった選手、役員の皆さんを含め、来場者の多くの方々に鶏ちゃんを楽しんでいただくことが出来ました。特に鶏ちゃん唐揚げは今回の出展用に新たに開発されたものですが、歩きながら手軽に食べられ、しかも、鶏ちゃんのおいしさが詰まった味で大人気でした。

    合衆国では、今回の出店に合わせ、合衆国メンバーのイベント出店用に看板と幕を制作しました。州の皆さんには無料で貸し出し、大いに鶏ちゃんをPRしていただくこととしています。

    ぎふエキマエテント村で鶏ちゃん合衆国の鶏ちゃんセットが販売されました(24.10.16)

    ぎふ清流国体・ぎふ清流大会に合わせて、「飛騨美濃いいものすぐれものお薦め大作戦」の一環として開催された「ぎふエキマエテント村」で、9月22日(土)から10月16日(火)まで、鶏ちゃん合衆国参加の8つのメーカーの鶏ちゃんが販売されました。また、期間中の販売のために、チラシを作成し、味の多様さをアピールしました。

    国体開催中とあって、他県からの来訪者などがお土産に買って帰られるケースも多くみられました。また、岐阜地域では手に入らない鶏ちゃんが多かったこともあり、様々な鶏ちゃんを食べようと遠くから買いに来られる鶏ちゃんファンも多かったようです。

    これに合わせ、鶏ちゃん合衆国では新たに詰め合わせセット販売用に、保冷袋に貼るステッカーを新たに開発しました。今後、鶏ちゃん合衆国の鶏ちゃんを販売するお店などで登場する予定です。

    <今回参加した鶏ちゃん>

    カネトのケーちゃん(みそ味、村山チキンセンター・下呂市)

    菊の井鶏ちゃん(しょうゆ味、イトー食肉センター・下呂市)

    萩屋ケイちゃん(しょうゆ味、萩原チキンセンター・下呂市)

    若どりけいちゃん(みそ味、天狗・下呂市)

    郡上大和の鶏ちゃん(みそ味、道の駅古今伝授の里やまと・郡上市)

    八福の鶏ちゃん(しょうゆ味、郡上八幡福祉事業協同組合・郡上市)

    牧歌の里鶏ちゃん(塩バジル風味、牧歌の里・郡上市)

    恵那どりの鶏ちゃん(みそ味、トーノーデリカ・中津川市)

    各地の鶏ちゃんを調査する「鶏CIA」・第2回活動報告(24.9.27)

    「鶏ちゃん合衆国」の活動の一つに、各地の鶏ちゃんを食べられるお店などを訪問調査する「鶏CIA」活動があります。要は自分たちで美味しい鶏ちゃんのお店を食べ歩こうということなのですが、第1回は8月31日に雑誌の取材への同行を兼ねて東白川村「白草」へ行きました。それに続き、9月13日(木)には、メーテレ(名古屋テレビ)のロケ同行を兼ね、鶏CIA長官の山本慎一郎さん(山本佐太郎商店代表)を隊長に岐阜、関市、下呂を廻りました。

    参加したのは、山本長官のほか、長尾伴文大統領、都竹淳也国務長官、村山弘明消費者長官(村山チキンセンター州知事)、斎藤順子食務長官(杉の子州知事)、野口晃一郎報道長官の計6名。ちなみに、鶏CIAの隊員は、Gメンならぬ「鶏事」と称して活動しています。

    この日は、メーテレの佐藤千晶アナウンサーの体当たり取材で新たな鶏ちゃんの世界が浮かび上がりました。なお、当日の模様は、9月17日(月)のメーテレのニュース番組「UP!」(18:30~)で放映されました。

    以下、レポートです。(文:長尾大統領、都竹国務長官)

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    この日の朝、皆が最初に集合したのは岐阜市殿町の鶏ちゃん合衆国ホワイトハウス。このホワイトハウスは交流長官の酒井稔さん(一級建築士)が運営する殿町カフェである。佐藤千晶アナウンサーと長尾大統領が「鶏ちゃんとは」「鶏ちゃん合衆国とは」やこれからの活動を語り合った。

    それから出発、まず着いたのが関市の麺屋白神。この店は鶏ちゃん合衆国鶏済開発長官である石神康睦さんが経営する。石神さんは東海麺友会との鶏ちゃんコラボラーメンフェア(9/4~9/30)を企画されたほか、鶏ちゃん焼きラーメン、鶏ちゃん丼をメニューに入れるなど精力的に鶏ちゃんメニューを創り上げ鶏ちゃんを普及している。最近、麺屋白神で食事をしたお客様からは「本場の鶏ちゃんを食べるにはどこへ行けばいいですか」と尋ねる現象が起きているとのことだが、これこそ鶏ちゃん普及の基本スタイルであると感じる。

    白神が創作した「鶏ちゃん焼きラーメン」は鶏ちゃん+焼き+ラーメンという少なくとも3工程が合体されており、特に焼きでは麺をフライパンで焼く作業が入るため出来上がりまでの時間が少し長い。鶏ちゃんは辛さと濃さが特徴の味噌味の食感でそれは本格的な鶏ちゃんだ。焼きラーメンの麺は太目の縮れ麺でほとんどスープがないが、“まぜそば”とは違う。温泉卵、サニーレタス、刻み海苔が乗せられ、別皿の刻みニンニクをふりかける。

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    下呂に入った。鶏CIA隊が向かったのは舞台峠の麓にある「まるはち食堂」。

    まるはち食堂と言えば鶏ちゃん食堂の元祖と言えるほどの存在で、創業は今から52年前の1960年(昭和35年)と言われる。2代目が昭和50年に現在の位置で開業し、現在は3代目に引き継がれる。まさしく鶏ちゃんの老舗中の老舗である。

    <箸を持ったら離さない><紙を破らない><火の調節を常にする><紙を破らないようにとにかくよく混ぜる>と食す時の心得が書かれる。

    ジンギスカン鍋にこんもり盛られた鶏ちゃんはしょうゆベースでニンニクが利いてまろやかでこってり感もあり、キャベツが甘い。この濃密なうまさは圧倒的な力で私たちに迫ってくる。さすがに伝統の味だ。

    下呂地区の人は鶏ちゃんと言えばまるはちやさ、、、、」と誰もが口に出す。この日も近所から昼食に来たという男性がいた。普段の暮らしの中に鶏ちゃんが浸透している。まさしく文化である。

    最後に、2代目の伊藤こうさん、3代目の伊藤みどりさんの記念写真。長年、鶏ちゃんを提供し続けてこられた誇りと自信に満ちた表情が印象的であった。

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    次に向かったのは清流馬瀬川のほとりにたたずむ「うめもと食堂」。

    カセットコンロに深みのある鍋が乗っている。グツリ煮えて甘い香りが漂う、登場したのは名物<鍋煮込みケイちゃん>だ。モモ、ムネ、皮が入り、柔らかくも噛み応えがある。キャベツとタマネギが甘味を増しているようだ。一般に鶏ちゃんは焼いて食べるとなっているため誰もがウーンとうなづいてしまう。かなりニンニクが入っているが口に臭わない。残り汁にはうどんを入れても味わえる。

    うめもと食堂が馬瀬の地に誕生し、かれこれ57年になるということは1955年(昭和30)の創業になる。驚くことは創業以来、ずっと今の煮込み鶏ちゃんスタイルでこの味を守り続けていることだ。

    うめもと食堂は馬瀬村を舞台に馬瀬村人による馬瀬村人のための「馬瀬鶏ちゃん」という<時代の鶏ちゃん>を誕生させた。馬瀬鶏ちゃんとは何を物語るのだろうか。

    それは馬瀬の村では各家で飼われていた卵を産まなくなった廃鶏(はいけい)をつぶして食べてきたが、特に来客があった時はごちそうとして提供し、さらに村の寄合いなど集団になったときは豪華盛大に食べてきた。

    村の寄合から食堂をやろうという話が飛び出し、うめもとの御主人のところに村人数人が集まり今食べているこの鶏料理を提供しようということになった。それぞれが思い思いに提供方法と味の試行錯誤を繰り返し、梅本食堂が辿り着いたのが現在の煮込み鶏ちゃんということだ。ちなみに、当時、「焼く」という手法をとったのが、同じく馬瀬にある村山チキンセンターのおじいさん。これが今の「カネトのケーちゃん」につながっている。

    こうした中、料理名をどうするかとなったが、お客に提供するとなれば<廃鶏・はいけい>は使用したくなかった。何かいいネーミングはないかと考えている時、村の寄合には韓国系の人もいてその人の発想も混じりケイの呼び方を活かし「鶏ちゃん」にしようということになった。鶏ちゃんの「ちゃん」が「醤(じゃん)」に由来するというのはこのあたりにあるのかもしれない。

    うめもと食堂は今でも民宿「梅本屋」を併設しているように、常に村の中でコミュニティーの核的存在であったことが、馬瀬鶏ちゃんの世界を独自に創り上げたと言ってもいいだろう。

    この煮込み鶏ちゃんを食べて、鶏CIAの「鶏事」一同は、この煮込み鶏ちゃんの味が村山チキンセンターの鶏ちゃんによく似ていることに気づいた。煮込みと焼く鶏ちゃんの違いがあるのに共通しているのは、ベースとなっている馬瀬の地味噌の味である。馬瀬というコミュニティが生んだ鶏ちゃん。そして、DNAのように共通する地味噌の風味。まさしく鶏ちゃんが郷土料理たる所以である。

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    鶏CIAの一行は馬瀬川の流れを眺めながら下呂へ戻り舞台峠方面の乗政という集落へ入った。鶏ちゃん合衆国は営業用店舗を基本に繋がっているが、一般家庭の手作り鶏ちゃんはまだ触れたことがない。

    現在、一般家庭で鶏ちゃんのタレを作り、それこそ家庭の鶏ちゃんを日常食べている家が最も多いのが下呂市の舞台峠周辺である。そこで乗政地区と早川さんの個人宅へおじゃましてその家に伝わる秘伝のタレが入ったビンを奥様に見せていただいた。

    ニンニクと醬油がベースというタレは、早川家に伝わるものだという。日常的に、このタレを使って鶏ちゃんをつくり、食べるという話に、地域の食文化として生まれ育ってきた鶏ちゃんの歴史を見る思いがした。

     

    麺屋 白神(関市巾2丁目144-6 はばコーポ)

    ℡0575-25-0656  営業時間11:00~14:00 18:00~21:00

    定休日:毎週月曜日・第3火曜日

    まるはち食堂(下呂市御厩野139-1)

    ℡0576-26-2077 営業時間11:00~17:00

    定休日:毎週火曜日

    うめもと食堂(下呂市馬瀬中切1676-2)

    ℡0576-47-2504  営業時間9:00~19:00

    定休日:不定休

    岐阜のフリーペーパー「aun」で鶏ちゃん合衆国が紹介されました!(24.9.26)

    岐阜の魅力を伝える情報誌「aun」の2012年9月号の「岐阜ご当地グルメ」の特集の中で、鶏ちゃん合衆国が3ページにわたって紹介されました。建国に至る経緯をはじめ、下呂・杉の子さんでの鶏ちゃんの食べ方指南、合衆国の加盟州の中でも特にディープな3つのお店の紹介などが掲載されています。

    「aun」は岐阜市内をはじめ、岐阜県全域で入手できるほか、同じ内容がwebでも読むことが出来ます。ぜひご覧ください!

     

    <鶏ちゃん合衆国特集ページ>

    http://aun-web.com/feature/11986.html

    <鶏ちゃん合衆国加盟州3店の紹介>

    http://aun-web.com/feature/11986.html/2

    <aunの入手可能場所>

    http://aun-web.com/distribution.html

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