7月30日(火)に、NPO法人クローバ!さんとの共催で、夏休みの子ども向け鶏ちゃん講座「キッズキッチン」を、岐阜市の市橋コミュニティセンターで開催しました。
当日参加してくださったのは2~3歳から小学校高学年までの約30名。今回は鶏ちゃん合衆国としては、今年1月に同じくクローバ!さんと開催した子育てママ向け鶏ちゃん講座に引き続き、「羽ー鶏(はーばーど)大学」の講義と位置づけて開催しました。
講座はまず、鶏ちゃんの歴史と文化のお話から。岐阜県の地図を見ながら、下呂や郡上などの地域の説明と、そこで生まれた鶏ちゃんという食文化について、長尾大統領と都竹国務長官が説明しました。長尾大統領は、自ら制作された鶏ちゃんの絵本を出して、生き物の命をいただく大切さについて話をしました。
引き続いて、いよいよ鶏ちゃんの調理。今回用意した鶏ちゃんは、下呂・イトー食肉センターの「菊の井鶏ちゃん」(しょうゆ味)、ミズホ食品の「チキンディンティ」(みそ味)、萩原チキンセンターの「萩屋のケイちゃん」(カレー味)、そして、郡上・牧歌の里の「塩鶏ちゃん・バジル風味」の4点。いずれもお母さん方も初めて食べる鶏ちゃんばかりです。
全体を4つのグループに分け、1種類ずつ鶏ちゃんを調理し、バイキングのように食べまわってもらうという趣向で開催しました。調理はキャベツを刻むところからスタート。包丁を使わなくてもちぎることができるのはキャベツのいいところです。
引き続いて、グループごとに鶏ちゃんを焼きます。悪戦苦闘したり、全員で一緒に焼いたりと、それそれが楽しみながら焼きました。
そして、お楽しみの試食。全て味や食感が異なる鶏ちゃんを食べ周り、味比べを楽しんでいただけたようです。
最後に洗い片付けを済ませた後、卒業証書の授与です。鶏ちゃんの講義と実習(ゼミ)を経て、全員が羽ー鶏(はーばーど)大学文化学部の所定の課程を修了し、「鶏ちゃん学士」の学士号を取ることができました。
今後もこうした親子での鶏ちゃん講座を積極的に開催していきたいと考えています。