滋賀・高島とんちゃん&鶏ちゃん~味付けかしわ交流会を開催しました!(27.5.19)

鶏ちゃん合衆国の岐阜市での定例交流会(奇数月の第3火曜日に開催)として、5月19日(火)に「滋賀・高島とんちゃん&鶏ちゃん~味付けかしわ交流会」を開催しました。

滋賀・高島とんちゃんは、「とんちゃん」という名称ですが、タレで味付けした鶏肉を焼いて食べる「味付けかしわ」料理で、鶏ちゃんと共通点の多い郷土料理です。鶏ちゃん合衆国では、今年1月に鶏CIA活動の一環として、滋賀県高島市を訪問し、交流を深めてきましたが、今回は、そのご縁で、高島とんちゃんの元祖の一つである鶏肉販売店「鳥中」の提中卓郎さんをお招きしました。

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交流会では、最初に提中さんから、高島とんちゃんの歴史などについてのお話を、鶏ちゃんとの比較という形で説明していただきました。

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共通点は、各家庭で養鶏をしていたことと、料理の成り立ちの過程で朝鮮の方の影響が見られること、地域によって味の違いが見られること、違いとしては鶏ちゃんが廃鶏の利用ニーズの高まりから生まれてきたのに対し、高島とんちゃんが飲食店の目玉商品を開発したいという流れから生まれたことが説明されました。

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乾杯後、さっそく皆さんで高島とんちゃんを焼いて試食。キャベツを入れて焼くと、味噌味の鶏ちゃんかと思うほど、味の感じがよく似ており、大きな共通点を感じました。高島とんちゃんの方がにんにくが控えめな分、柔らかい感じがします。

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この日は、鶏ちゃんも2種類登場。一つは下呂市のミズホ食品さんの塩麹鶏ちゃん、もう一つは下呂市馬瀬の小瀬屋鶏肉店の親鶏鶏ちゃんです。いずれも昭和30年代から続く歴史あるメーカーで、鶏ちゃん合衆国の「重要有鶏文化財」に指定されています。

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塩麹はさっぱりした味わいが、親鶏鶏ちゃんは歯ごたえのよさとうま味の深さで、いずれも大好評でした。興味深い食べ比べができた楽しい交流会になりました。

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