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鶏ちゃん合衆国が奇数月の第3火曜日に開催している定例交流会(合衆国議会)として、3月17日(火)に「郡上・めいほうの鶏ちゃんを楽しむ夕べ」を開催しました。
郡上市明宝地区は、郡上の中でも鶏ちゃんのお店が集中してあり、歴史的にも古く、まさしく鶏ちゃんのふるさとともいえる地域です。また、この地域では、鶏ちゃんを通して明宝を元気にしようと、2007年に「めいほう鶏ちゃん研究会」が設置され、B1グランプリに毎年参加されるなど、積極的に活動されています。
この日は、ゲストとして、めいほう鶏ちゃん研究会の小池弘会長をお招きし、めいほう鶏ちゃん研究会の活動や、B1グランプリでの鶏ちゃんの評判、グランプリ出場の苦労話などをうかがいました。
引き続いて登場したのが、明宝地区自慢の4種類の鶏ちゃん。
○明宝家「めいほう鶏ちゃん」
○和田商店 鶏ちゃん(若)
○ふたむら 鶏ちゃん(皮肝)
○桔梗屋 鶏ちゃん(若)
いずれも、味に深みがあり、どんどんと食が進むおいしさで、参加者から大好評を博していました。特に皮肝入りの鶏ちゃんは、なかなか開催地の岐阜市周辺では手に入らないことから、大人気でした。
※当日配布された鶏ちゃんの説明資料はこちらからどうぞ。
3月21日(土)、22日(日)の2日間、中京テレビの人気番組「PS三世」のイベントお肉の祭典「TAKADA MEAT COLLECTION」に鶏ちゃん合衆国が参加しました。
このイベントは、番組が日曜日夜から金曜日夜に移動することを記念して開催されたもので、番組の要請を受け、下呂市・萩原の「天狗」が鶏ちゃん合衆国を代表して出展しました。
名古屋栄久屋大通り公園エンゼル広場で開催されたこのイベントには、番組で紹介された6店舗が出店。当日は天気にも恵まれ、人気グルメ番組の番組祭りとあって大変な賑わいでした。
「天狗」が販売したのは、この日のために創作した「トマトチーズ鶏ちゃん」。高田純次さんにより「鶏ちゃん合衆国の金ちゃん合衆国」と名付けられたものです。
この鶏ちゃんは天狗の鶏ちゃんにトマトとチーズが加わることにより、デコレーションケーキのように鮮やかに仕上がり、その味はまろやかな味わい深いものとなりました。長蛇の列が続き、1300食以上を売り上げ、品切れ完売となりました。
飛騨萩原から駆け付けた天狗スタッフは汗だくになりながら笑顔で鶏ちゃんを焼き、大勢の皆さんにオリジナル鶏ちゃんを楽しんでいただくことができました。
3月15日(日)に放送された中京テレビの人気番組「PS三世」で鶏ちゃん合衆国が紹介されました。
番組が日曜日夜から金曜日夜に移動することを記念して開催されるお肉の祭典「TAKADA MEAT COLLECTION」に、鶏ちゃん合衆国の参加要請があったことがきっかけです。
3月21日(土)、22日(日)に開催されるこのイベントに、鶏ちゃん合衆国を代表して出演の要請を受けたのは、下呂市萩原町の「天狗」さん。約50年前に精肉店の立場で初めて鶏ちゃんを開発した鶏ちゃんの草分けで、このお店の先代戸谷道子さんは、鶏ちゃん合衆国の人間国宝に認定されています。
番組では、人間国宝の戸谷道子さんをはじめ、長尾伴文大統領、天狗社長で合衆国の文化鶏蒙長官である戸谷吉之さんらが出演し、このイベントに出品するトマトとチーズをアレンジしたオリジナル鶏ちゃんを調理、紹介しました。
番組のメインパーソナリティーである高田純次さんが、この鶏ちゃんを「鶏ちゃん合衆国の金ちゃん合衆国」と命名。オリエンタルラジオのお二人や、8.6秒バズーカーのお二人らとともに、この鶏ちゃんを楽しみました。
番組の途中では、鶏ちゃん合衆国建国式典の映像なども含めて、合衆国についても紹介されました。
鶏ちゃん合衆国では、このたび、大垣共立銀行のご協賛をいただき、下呂市内の鶏ちゃん飲食店情報やパック鶏ちゃん商品情報、下呂の観光情報や観光地図などを満載した「下呂鶏ちゃんガイド」を発行いたしました。鶏ちゃん合衆国として、地域を絞ったガイドマップを制作するのは、初めてです。
A5(A3・四つ折)サイズのガイドマップは、下呂市内の鶏ちゃん合衆国加盟の15店舗の飲食店情報及び5社のパック鶏ちゃん商品情報をはじめ、下呂市観光案内(観光マップ)、鶏ちゃんの歴史や文化、鶏ちゃん合衆国の紹介、下呂の方言や歴史の紹介など、盛りだくさんの内容で、しかもコンパクト。
鶏ちゃん合衆国加盟の飲食店、大垣共立銀行の本支店・出張所・代理店、下呂市内の道の駅、観光案内所等で配布しているほか、下記からお申し込みいただければ、無料でお送りします。
なお、制作にあたっては、大垣共立銀行の協賛をいただいており、裏表紙にはパディントンベアが鶏ちゃんを食べようとしているイラスト付きの応援広告を掲載いただいております。
<表紙>
<マップ面(中面)>
<見開き面>
<裏表紙>
<PDF版は下記からダウンロードしてください>
○外面 ○中面
<お申し込みは下記に所要事項をご記入のうえ、送信してください>
鶏ちゃん合衆国が地域再生大賞優秀賞を受賞したことと、昨年秋に「地場もん国民大賞審査員賞」を受賞したことを記念し、2月12日(水)に岐阜市のホテルグランヴェール岐山で祝賀会を開催しました。
当日は、鶏ちゃん合衆国の国民の皆さんなど、約60名が参加しました。
祝賀会では、長尾大統領、日下部副大統領、都竹国務長官から、受賞に至る経緯や表彰式、東京での地場もん国民大賞のお披露目販売の手応えなどについて、皆さまにご報告しました。
ご来賓の駒田誠岐阜県議会議員のご挨拶のあと、鶏ちゃん合衆国食べ大使の浅井彰子さんのご発声で祝宴に入りました。
この日提供した鶏ちゃんは次の7種類です。
①杉の子(専門店の鶏ちゃん(下呂市小川))
②カネトのケーちゃん(村山チキンセンター(下呂市馬瀬))
③ぎふチャンケイちゃん(萩原チキンセンター(下呂市萩原))
④いなば鶏肉店(店頭販売の鶏ちゃん(郡上市白鳥))
⑤若鶏のケーちゃん(コープぎふ(各務原市))
⑥かしわの味付(鳥信商店(郡上市八幡))
⑦鶏ちゃんからあげ(グーテライゼ(岐阜市))
鶏ちゃんを味わいながらの宴会は大いに盛り上がりました。
鶏ちゃん合衆国は、地方新聞45紙と共同通信社が主催する「第5回地域再生大賞」で優秀賞を受賞いたしました!建国以来、多くの皆さまのご支援の賜と厚くお礼申し上げます。
27年2月9日(月)に、東京都千代田区の都市センターホテルで表彰式が行われ、長尾伴文大統領、日下部讓副大統領、都竹淳也国務長官が出席しました。
表彰式は、実行委員長の丸野真司熊本日日新聞社編集局長の挨拶ではじまり、選考委員長の岡本義行法政大学大学院教授の講評に引き続いて表彰が行われました。
鶏ちゃん合衆国は、昨年9月に岐阜新聞社によって推薦され、同賞の候補となり、9月に一次選考を通過。その後、個別の団体審査が行われ、岐阜県の代表団体として優秀賞を受賞するに至りました。
表彰式では、長尾伴文大統領が表彰状を受け取りました。
表彰式に引き続いては、第2部としてシンポジウムが行われました。特別講演として、大相撲の横綱日馬富士関が「モンゴルと日本の地域づくり」と題して講演し、その後、3団体の活動報告、さらにパネルディスカッションと続きました。
今回表彰されたのは、各都道府県1団体を原則として、全国で50団体ですが、いずれもすばらしい活動ばかりであり、こうした中に鶏ちゃん合衆国を加えていただいたことは誠に光栄です。また、シンポジウムや引き続いての交流会では、多くの団体の皆さまとお目にかかり、話をすることができ、具体的な交流のアイディアで盛り上がったところもあり、実りある表彰式でした。
表彰式の後、長尾大統領と都竹国務長官で、岐阜新聞社を訪問し、受賞の報告を行いました。その模様は、岐阜新聞に掲載いただいたほか、同紙のコラム「分水嶺」でも取り上げていただきました。
今後も、鶏ちゃん合衆国は楽しく、面白く、鶏ちゃんの普及に努めていきたいと思っております。
27年1月27日(火)に、各地のおいしい鶏ちゃんを訪ね、歴史を調査し、楽しむ「鶏CIA」活動の一環として、岐阜県を出て、お隣滋賀県・高島市の「高島とんちゃん」を訪ねました。
高島とんちゃんは、「とんちゃん」の名前がありますが、タレで味付けをした鶏肉を焼いて食べるもので、基本は鶏ちゃんと同じです。こうした興味深い情報を得た私たちは、これは直接話を聞いて、食べてみなければと、高島市に向かいました。
最初にお邪魔したのは、高島市の安曇川にある鶏肉専門の販売店「鳥中」さん。三代目兄弟の提中卓郎さん、卓真さんにお話を伺いました。
鳥中さんは1963年に生の鶏肉を販売する精肉店として創業し、66年に味付けかしわの販売を始めます。当時、在日朝鮮人の方が伝えた焼肉が広がる中、より日本人に合う身近な味付けのものをつくろうと考えた初代夫婦が、赤味噌で味付けをした鶏肉の販売を始められたのだそうです。
そして、67年に焼き肉店「お多福」を開業。大変お店は繁盛し、そのうちに、建設関係の常連客が味付けかしわを「とんちゃん」の愛称で呼び始めるようになりました。同じ頃、高島市内で味付けかしわを販売するお店が増え、高島では「味付けかしわ=とんちゃん」になっていったということでした。
鳥中さんは、その後、焼き肉店から量り売り専門の鶏肉店に形態を変えられましたが、当時と変わらぬ味付けでとんちゃんの販売をされています。
とんちゃんは高島全体で知られていますが、全地域一律というわけでもないとのことで、北部エリアは醤油味、南部エリアは味噌味という特徴があるとのことでした。また、今では高島全体で知られているとんちゃんですが、高島名物の色彩が濃く、滋賀県でも他の地域ではあまり見られないとのこと。こうした点も、味噌と醤油、塩味などの違いがあること、下呂、郡上周辺に集中していることを特徴とする鶏ちゃんとよく似ています。
鳥中さんでは、とんちゃんの試食をさせていただきました。味噌ダレでしっかりと味付けをされたマイルドな鶏肉は、焼くと香ばしく、とてもおいしくいただきました。
鳥中さんを後にした私たちは、続いて、北部エリアのとんちゃんを訪ねて移動開始。途中、「道の駅藤樹の里あどがわ」に立ち寄ったところ、ここでもとんちゃんがレストランのメニューや持ち帰り商品として販売されており、その広がりを感じました。
今回の訪問を通じ、鶏ちゃんとの共通点を多く感じました。廃鶏の有効活用や、精肉店での味付け肉のバリエーションとしてなど、鶏ちゃんも様々な成り立ちがあるわけですが、その鶏ちゃんと高島とんちゃんが、ほぼ同じ昭和30年代に、全く異なる地域で同じようにできあがってきたことに大変親近感を覚えました。
鶏ちゃん合衆国は、信州・山賊焼や岐阜県内の神岡・みたけとんちゃんとの交流を進めていますが、高島とんちゃんとも交流を深めていきたいと思います。
2015年より奇数月の第3火曜日に「鶏ちゃん講座&交流会」を定例開催していますが、その第1回目として、「郡上の鶏ちゃん史を聞き、牧歌の里鶏ちゃんを楽しむ夕べ」を開催しました。
講師は、郡上・ひるがのの牧歌の里レストランチーフで、鶏ちゃん合衆国立羽ー鶏(はーばーど)大学教授である鷲見計憲さん。
鷲見さんは、郡上白鳥のお肉屋さんの生まれで、精肉店27年、料理人22年のキャリアを持ち、郡上の鶏ちゃんの歴史をそのままご存じの方です。
お話の概要は次のとおりです。
①昭和24年頃に郡上白鳥にト殺場ができ、そこで出てくる牛の内臓を朝鮮からの労働者の方が食べるようになっていたが、昭和33年頃になると、牛の内臓を味噌とにんにくで味付けしたものを「牛ホルモン」として焼いて食べるようになったこと。
②昭和34年頃から、ダムの建設工事の労働者が大勢入ってくるようになり、居酒屋や焼き肉屋が増え、牛ホルモンが急速に拡大していったこと。
③昭和36~37年頃になり、同じ味付けで、安く手に入るようになったニワトリ(親鶏)の肉や内臓を食べるようになり、「鳥ホルモン」と呼ばれるようになったこと。
④昭和48年頃から親鶏に加えて、若鶏も鳥ホルモンのために使われるようになったこと。
⑤昭和55年頃に、白鳥のト殺場の閉鎖に伴って、関に肉の買い出しに行くようになったことをきっかけに、関で広がっていた「とんちゃん」が入り始め、「豚=とん」、「鶏=けい」の連想から「けいちゃん」の呼び名が生まれたこと。(同じように鴨肉は「かもちゃん」と呼ばれていた)
⑥鷲見さんのお店でも、平成2年頃から鳥ホルモンを「けいちゃん」として販売するようになったこと。
郡上では今でも鶏ちゃんを「鳥ホルモン」と呼ぶことがありますが、その歴史をきちんと明らかにされた貴重なお話でした。
当日提供した鶏ちゃんは、鷲見さんが開発された牧歌の里の3種類(塩バジル、ごまみそ、ごまみそピリ辛)を楽しみました。特に最近、女性に大人気の塩バジル風味の鶏ちゃんについて、最初は疑問の声が多く、なかなか理解されなかったが、販売が始まると大好評で、人気商品になったというエピソードが紹介されました。
参加人数は25名。和気あいあいとした楽しい交流会でした。
明けましておめでとうございます。
岐阜市・近郊で無料配布されている月刊ぷらざ1月号の「注目大賞」で鶏ちゃん合衆国を紹介していただいています。
鶏ちゃん合衆国では、今年も楽しく、美味しく、鶏ちゃんを楽しめる企画を展開していきたいと考えております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
岐阜県の郷土料理「鶏ちゃん」が、農林水産省が主催する地域の食資源コンテスト「地場もん国民大賞」で審査員賞を受賞しました!
この賞は、農林水産省が主催するもので、「日本の食材や料理の魅力、食文化の多様性を広く国内外に発信することを目的として、全国各地域にある農林水産物や加工食品、料理など、地域の食資源を活用した食品を集め、より優れたものの表彰を行う」ことが目的。「地域の住民が「地元の食」として、国内外に誇り、伝えたい食品であればすべて「地場もん」として定義し、農林水産物、加工食品、料理が応募対象」でした。
昨年の受賞商品を含め、ほとんどは個別企業や団体が新たに開発した商品がエントリーされていますが、鶏ちゃん合衆国では、あえてコンテストの目的を踏まえ、個別商品ではなく、鶏ちゃんという岐阜県の郷土料理そのものでエントリーしました。
審査は、8月に全国8つのブロックごとに行われた2回の書類審査が行われ、鶏ちゃんは全国880の商品の中から、最終候補商品(ファイナリスト)30商品に選ばれました。
そして、10月に行われたWeb投票を経て、11月1日(土)に東京・丸の内の仲通りで行われた「ジャパンフードフェスタ2014」の会場で、審査員及び来場者の試食による審査に臨みました。
当日は、強い雨の降る寒い一日でしたが、その中でも大勢の方がおいでになり、鶏ちゃん合衆国の代表として出品した下呂市馬瀬・村山チキンセンターの「カネトのケーちゃん」を味わっていただきました。
一般来場者の審査は、30商品のうちから3品を選んで試食し、投票するという形で行われました。鶏ちゃんは初めて食べるという方が大半でしたが、大変好評で、雨の中をわざわざ戻ってきて美味しかったと感想を言ってくださる方、「岐阜県出身です!」といって応援してくださる方もおいでになり、試食提供に当たったスタッフ一同、大変感激しました。
審査員審査は、俳優の辰巳琢郎さんやタレントのテリー伊藤さん、木村祐一さんなどが務め、別会場での試食により審査されました。
結果は、残念ながら金・銀・銅の三賞や特別賞は受賞できませんでしたが、他のファイナリストには880のエントリーから勝ち抜いた商品として「審査員賞」が授与されることが発表されました。
翌日、11月2日(日)は、ファイナリスト全店舗によるお披露目販売。鶏ちゃん合衆国では、鶏ちゃん焼き(カネトのケーちゃん)と鶏ちゃんから揚げを販売しました。
この日は雨も上がり、販売開始の11時から大変多くのお客様においでいただき、販売終了の16時まで、長蛇の列が途切れることなく続き、大変な反響で、鶏ちゃんと鶏ちゃんから揚げ各500食完売となりました。丸の内の仲通りは外国人旅行者にも人気のスポットだけあって、外国のお客様も多くおいでになりました。ヘルシーな鶏肉と野菜の組み合わせというところで注目された方も多かったようです。また、鶏ちゃんから揚げは、初めて食べる方にも手軽に食べやすく、大人気でした。
知名度不足も心配されましたが、店頭で鶏ちゃん合衆国国歌のCDを流し、商品と共にチラシも配布することで、「けいちゃん」という読み方も含め、多くの方に知っていただくことができ、鶏ちゃんの発展において大きな機会になったと思います。
同じ丸の内・仲通りのジャパンフードフェスタでは、「ご当地絶品!うまいもん甲子園」が行われ、郡上市の岐阜県立郡上高校が「鶏ちゃんライスバーガー」で見事優勝し、農林水産大臣賞を獲得しました。郡上高校の生徒さんも鶏ちゃん合衆国のブースに立ち寄ってくださいました。研究に研究を重ねた成果が評価された、すばらしい快挙です。本当におめでとうございました。
最終審査に先立って、10月31日(木)に中日新聞が大きく記事を掲載してくださいました。
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